歯科人間ドックDental checkup

CT・マイクロスコープでなければ、
人間ドッグはあり得ない。
当院がCTとマイクロスコープを用いる1番の理由は、
正しい診査・診断を行うためです。
現代医療において、CTとマイクロスコープは正しい診断を下すために
必要不可欠な検査機器となりました。

あたりまえのことと思われるかもしれませんが、診断が間違ってしまえば、どんなに高度な技術があっても、その医療は、意味がないばかりか、治療、処置という名のもとで、大切な体を傷つけているだけの行為となってしまいます。

ひと昔前では、診断には、術者の経験や勘というものが大きく関わっていました。

たとえば、歯と歯の間にできた「むし歯」を検知することは従来のレントゲン写真や視診(肉眼での観察)による検査では、たいへん難しく、正しい診断を下すことはできませんでした。

そこで万が一、「健康な歯」を間違って「むし歯」と診断し、歯を削ってしまったら、「健康な歯」は二度と戻りません。 正しい診断があってはじめて、正しく治療ができるのです。

マイクロスコープのない歯科人間ドッグはありえない。

  • 約30倍の倍率で拡大して観ることで肉眼では観えない歯の表面の凹凸も観て、小さな「むし歯」や「歯のひび」も見逃さずチェックできます。
  • 直進した光を当てることができるため、狭くて暗いお口の中を明るく精密にチェックできます。
  • 実際に録画した動画をモニター通して、患者様と一緒に確認することができます。
  • 「むし歯」より怖い「歯の破折(歯のひび)」を早期に発見できます。
  • 歯周ポケットの中の深く着いた歯石を確認すことができます。
  • 被せ物や詰め物の精度(適合具合)をチェックし、スキマからの「むし歯」調べることができます。

CTがない歯科人間ドックはありえない

  • 一般的なレントゲン写真とは異なり、平面的なものではなく立体的に状態を確認できるため、より鮮明にお口の現状を確認できます。
  • 撮影範囲が広く、歯とその周辺の骨だけでなく、顎の関節や鼻腔まで観察できます。
  • レントゲン写真では解らなかった顎の関節の形態や位置関係を観察できます。
  • 歯周病は歯を取り巻く周りの骨を失う病気です。レントゲン写真では左右の骨の高さしかわかりませんでしたが、立体的に観えることで、具体的な骨の失った状態(骨質、厚み、形態)を把握できます。
  • 歯の根にできた病気がどの根の先にできた病気なのか、位置と病気の範囲を正確に確認できます。
  • 「歯の根の破折」(割れてしまった歯のひび)の亀裂の方向や大きさが確認できます。
  • 埋入された「インプラント」の状態や「親しらず」の生え方(方向)を正確につかめます。